シンプルVPN by NIFCLOUD

オフィスのインターネット回線をセキュアにしたい方のために、VPN環境の構築に役立つ情報をお届けします。

シンプルVPN導入事例

この記事では、富士通クラウドテクノロジーズのVPNサービス、シンプルVPNの、VPNの導入事例をご紹介します。

目次

  1. VPNを利用するべきデータとは?
  2. 事例1 VPN導入で複数支社でのファイル共有を可能に
  3. 事例2 専門知識がなくても、安全に安価セキュアな情報管理を可能に
  4. 事例3 福祉や介護の場でも活躍!VPNでメンテナンスをセキュアな回線で実施可能に
  5. おわりに

VPNを利用するべきデータとは?

まずは「そもそも、取扱いに注意を要するデータとはどのようなものか」を知らなければなりません。
もちろん企業に関わるデータというのは全て重要なものです。しかし、次に挙げる2つは特に重要性の高いものであり、一度改ざんや流出、漏えいを許してしまうと、その損害は膨大なものになります。

  • 顧客データなどの個人情報
  • 業務上の機密情報

この「損害」とは、賠償金のように、単純な「お金」の問題ではすみません。ブランドの信頼低下なども起こり、一時的な損害では収まらないのです。これらのデータをきちんと守り、かつ必要な相手と共有することが、業務を行っていく上での必須事項となるでしょう。

ここからは、シンプルVPNの事例から、企業の業務がVPNの利用によってどのように変わったかをご紹介していきます。

事例1 VPN導入で複数支社でのファイル共有を可能に

1つめの事例は、大阪に本社があり、東京などに計7つの拠点を持つ企業です。既にEC事業(電子商取引)を行っており、セキュリティ意識も高く、インターネットの扱いも熟知していました。

導入前の課題:複数支社でのファイル共有

当時、顧客情報や売上伝票などの機密性が求められる書類は、パスワードをかけてファイル送信サービスを利用して受け渡ししていました。この方法の場合、セキュリティは高く、情報漏えいなどの危険性は少ないものの、効率が悪く、即時性がないという欠点がありました。大阪本社と東京支店のファイル共有はできていましたが、他の拠点ではファイル共有ができておらず業務に支障がでてしまいました。

  1. ファイル送信サービスは即時性がない
  2. 全拠点でファイル共有ができていない

そこで次のような要望が挙がってきました。

  • 社内データを、倉庫やカスタマーセンターでも共有したい
  • 通信の効率化を図りたい

安価に安全な通信を実現セキュアなファイル共有が可能に

拠点間接続にVPNを導入したことにより、課題であった「ファイルの確認」がすぐに行えるようになりました。通信が暗号化されているため、セキュリティ性は維持されており、この点でも問題がありません。

また、VPNの導入により、カスタマーセンターや倉庫でも情報が共有できるようになります。多くの人間の目を通すことにより、今まであった注文ミスも減少させることができました。

加えて、今回導入したVPNは接続がそれほど複雑ではないため、社内スタッフだけでも設置が可能です。これによって、専門業者を雇うより、遥かに安価に、安全で便利な通信を確保できました。

事例2 専門知識がなくても、安全に安価セキュアな情報管理を可能に

VPNは、学習塾などでも利用されています。その一例を紹介しましょう。
小学生向けの指導を行っている学習塾では、個人情報を扱っているのですが、ネットワークやそれにまつわるシステムの専門家はいません。

VPNの導入前は、教室が1つだけだったのでデータのやり取りも簡単だったのですが、新規で教室を開設することになり、データを2つの教室で共有する必要性が出てきました。

導入前の課題:セキュリティの専門家がいなくても安全に個人情報を扱いたい

「2つの教室の間でデータを共有したいのだが、専門家がいないため、やり方が分からない。

また、生徒の成績だけでなく、悩みなどのプライベートな情報も含まれているため、それらが漏えいするようなことは絶対にあってはならない。しかしそのためのセキュリティ技術が乏しく、どうしたらいいのかわからない」というのが悩みです。

  1. セキュリティの専門家がいない
  2. 共有データに個人情報が含まれる

そこで次のような要望が挙がってきました。

  • コストはあまりかけたくない
  • 教師が面談を行う際に、タブレットなどのモバイル端末からもデータにアクセスできるようにしたい

モバイル端末から情報入力・閲覧、本社との情報共有が簡単設定で安価に実現

これは、拠点間接続とリモート接続を利用することによってクリアできます。これを利用すれば、面談の際などに、どちらの教室であっても、先生がモバイル端末で生徒の情報を閲覧できるようになります。

また、先生がインプットした情報が本社でも確認できるようになり、他の先生と共有することも容易になりました。
このようなやり方によって、より生徒に対し、きめ細やかで丁寧な指導ができるようになったと、嬉しいお声をいただきました。

事例3 福祉や介護の場でも活躍!VPNでメンテナンスをセキュアな回線で実施可能に

導入前の課題:メンテナンスを安全なネットワーク環境で行いたい

VPNが活躍する場面というのは、「企業」「会社」だけではありません。福祉や介護、あるいは医療の現場でも活躍します。「介護施設向けに被介護者の情報を扱うシステムを構築したが、メンテナンスも安全な経路で行いたい」という要望がありました。

介護の現場ということもあり、そこでやりとりされるデータは、個人の介護内容や状況といった、極めて高いプライバシー性を持つものです。そのため、万に一つも、情報漏えいなどが起きてはいけません。現状ではこの点に不安がありました。

  1. メンテナンス回線のセキュリティが弱い

そこで次のような要望が挙がってきました。

  • システム保守企業によるメンテナンスを安全な経路で行いたい
  • メンテナンス回線は、利用回線とは別にしたい

VPNの導入でセキュアな回線でのメンテナンスが可能に

VPNは、高いセキュリティ性を誇ります。そのため、個人的な質問を行うことに不安がなくなりました。

このように、VPNの導入により、さまざまなシチュエーションで、さまざまな問題を解決することができます。「企業としての安全性」「企業としてのコストダウン」「企業としての情報共有」ということにとどまらず、福祉の分野や介護の分野においても、VPNは活躍します。

おわりに

情報漏えいや改ざん、流出は、一度起こってしまえば、甚大な金銭被害とともに、ブランドの名前を失墜させることにつながります。そして、一度失ってしまった信頼を取り返すには、それまでの何倍もの経営努力と時間が必要です。場合によっては、会社そのものを傾かせる要因ともなります。

いざこのようなトラブルが起こったとき、「あのときセキュリティの費用を削っていなければ」と悔やんでも、決して時間は戻らないのです。

このような事態を避けるために、事前にセキュリティをチェックし、トラブルを未然に防ぐことが何よりも大切です。現在のインターネット社会においては、データ管理を行うことは、経営を考える上での必須事項と言えるでしょう。

VPNは、「今すぐに使える武器」であるのと同時に、「転ばぬ先の杖」でもあります。明日からの業務を円滑にするために、そして未来に起こるかもしれない情報漏えいなどを防ぐために、VPNの導入を考えてみてはいかがでしょうか。

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