シンプルVPN by NIFCLOUD

オフィスのインターネット回線をセキュアにしたい方のために、VPN環境の構築に役立つ情報をお届けします。

「クラウド」の前に知っておきたい企業のIT技術「VPNとは」

業務データのやりとりには危険がいっぱい

ITが普及した現在では「クラウド」という言葉が一般的になり、ビジネスでもプライベートでも簡単に情報共有ができるようになりました。
しかし同じ情報共有でも個人と法人では考えなくてはならない部分は違ってきます。法人であれば、セキュリティや安全性に十分配慮したものでなければ、便利なツールも「会社のリスク」になってしまいます。

もちろん、多くの企業ではセキュリティや安全性を考え、企業ごとにルールを設けていると思います。
例えば「個人情報をメールでやりとりしない」「社用のPCは持ち出し禁止」など、業種や規模に応じて十人十色ならぬ、十社十色のITルールがあります。
これは会社の重要な資料や、お預かりしているお客様の情報を守る為にはとても大切なことです。
しかし、仕事をする上で「あれもダメ」「これもダメ」ではお客様の期待に応えるスピーディーな対応はできなくなってしまいます。
実は昔からあるIT技術で、知らないと損をする「クラウド」の前に知っておきたい企業のIT活用術があるのです。

従業員同士での情報のやりとりが一番多い

業務の中で一番多くデータのやり取りをする相手は、お客様ではなく、ほとんどが従業員同士です。
特に「東京本社」と「大阪支社」といったような距離の離れた従業員同士の情報共有には、インターネットの活用が必要です。

しかし、インターネットを使ったメールのやり取りは、悪意のある第三者からの盗聴や改ざんを完全に防ぐことはできません。操作が簡単なので、ひとつのクリックミスで、大事な取引先との業務データやお客様の個人情報を、必要ない相手に送ってしまう可能性もあります。

それでは企業はどのようにして安全性を保ち、ITを活用したスピーディーな情報共有をしているのでしょうか。

大阪支社と東京本社。まるで同じフロアにいる様に仕事をするには

東京本社の共有ファイルと大阪支社の共有ファイル。お互いの共有ファイルを見に行く事は、場所が離れているとできないと思いますよね。
しかし、本社と支社がまるで同じフロアにいるかの様に、安全にデータを共有し、とてもスピーディーに仕事をする方法が存在します。

それが「VPN」です。

VPNとは、「Virtual Private Network」の略で、日本語に訳すと「仮想の専用線」。
簡単に言えば、「東京本社にあるLANケーブルを大阪支社まで引っ張ってきた」様なネットワーク環境を作る技術です。
VPNの安全性に関しては、今回の場合で例えれば、

1.東京本社と大阪支社の間を、インターネット上に専用のトンネルを作る
2.東京本社と大阪支社の間でやりとりするデータを暗号化し、お互いにしか解読できないデータにして送受信する。

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という様な2段階の対策を取っており、覗き見ができない・覗き見しても解読できない情報共有を可能にします。

インターネットでのメールのやりとりが「人がたくさんいる公園で、内緒の話を日本語で話す」とするならば、
VPNは「鍵をかけた自分の部屋で、内緒の話を2人しか知らない外国語で話す」ようなものだといえるでしょう。

VPN導入のメリット

VPNを導入することで得られるメリットは、本社と支社のパソコンやサーバ同士が同じフロアにあるかのように、自由に最新データの共有ができること。VPNが登場するひと昔前は、仮想ではなく、本当の専用線を引き込む以外手段がありませんでした。
もしも東京から大阪まで「その企業の為だけの専用線」を引き込んだ場合、月額で数百万円かかる可能性もあります。

インターネットVPNは「インターネット」と「VPN機器」があれば、安全な拠点間接続ができ、専用線と比べてとても安価な為、企業からの利用率は非常に高い技術だといえるでしょう。
危険が伴う業務データのやりとり。
もしもまだVPNを導入していないのであれば、検討してみてはいかがでしょうか?

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