シンプルVPN by NIFCLOUD

オフィスのインターネット回線をセキュアにしたい方のために、VPN環境の構築に役立つ情報をお届けします。

便利そうだけどよくわからない!VPNにまつわる「今さら聞けない」8つの疑問に答えます

VPNという言葉を目にするが、実際にその内容がよくわからない……。

そんなことを感じたこのとある人も多いのではないでしょうか。

ネットワークのセキュリティ対策の重要性はわかっていても、新しく事業を始めた人や、経営に近いポジションにいる人であればあるほど、なかなか詳しい内容はわかりにくいものです。

そこで、今回は「VPNのことがよくわからない」という人にとって、よくある疑問をわかりやすく解説していきます。

―知識編―
【Q】VPNとは何?
【Q】VPNはなぜ必要?
【Q】VPNにはどんな種類があるの?違いは?
【Q】VPNを導入するメリットは?
【Q】「リモートアクセス」と「拠点間接続」の違いは?
―導入編―
【Q】VPNの費用感はどんな感じ?
【Q】VPN導入には何が必要?
【Q】簡単に導入できるVPNサービスはある?

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VPNにまつわる「今さら聞けない」疑問―知識編―

【Q】VPNとは何?

【A】
VPN(Virtual Private Network)は、データを安全に通信するために用いられるネットワーク技術です。

インターネット上に「仮想の専用回線」を作ることによって、「パブリック」な公衆網であるインターネットをあたかも「プライベート」な専用線のように使うことができます。

仮想的なトンネルを構築しデータの暗号化を行って通信することで、遠隔地との通信の安全性を高め、情報漏洩や改ざんリスクを軽減します。

【Q】VPNはなぜ必要?

【A】
インターネット経由の通信は、そのままでは第三者に盗み見されてしまう恐れがあるため、適切なセキュリティ対策を施す必要があります。

拠点と拠点の間に物理的に通信ケーブルを敷設する専用線は、コスト面や導入工事が容易でないことから、あまり現実的とは言えません。

VPNを導入すると、「パブリック」な公衆網であるインターネットを、あたかも「プライベート」な専用線のように使うことができるようになります。さらに、通信を暗号化することで安全性を高めています。

VPNは、専用線に比べて手間なく導入でき、料金が安価なため、データを安全にやりとりする手段として多くの企業等で利用されています。

【Q】VPNにはどんな種類があるの?違いは?

【A】
VPNには大きく「IP-VPN」と「インターネットVPN」があります。

「IP-VPN」は、通信事業者が保有する閉域網(インターネットとは隔離されたネットワーク)を使用します。

そのため、運用コストでみるとインターネットVPNに比べかなり大きくなる場合があります。

一方、インターネットへ接続されることのない専用ネットワーク内で通信するため、インターネット経由での攻撃や盗聴をされるといったセキュリティリスクは非常に下がります。

取引先や顧客への対外的にもシビアなセキュリティが求められる大手企業や通信事業者、また金融関連といった業種の企業に選ばれることが多くあります。

「インターネットVPN」は、インターネット網上に仮想的な専用ネットワークを設置し、IPsecによって暗号化され外部からは隠された状態で通信します。

インターネットVPNのメリットは、通信ネットワークとして広く張り巡らされたインターネット網を使うため、インターネット環境さえあれば利用できる手軽さです。

セキュリティの確保はVPNの暗号化機能に依存しますが、情報を簡単に盗み見ることはできなくなります。

これから拠点間接続を始める企業やコストパフォーマンスを重視する企業には、インターネットVPNの利用がおすすめです。

「IP-VPN」と「インターネットVPN」の比較

「IP-VPN

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【IP-VPNの特徴】

  • インターネットVPNよりもセキュリティ面で安心できる。
  • 帯域保証などのオプションにより、遅延や不達が起きにくい。
  • 専用線よりは安価だが、インターネットVPNよりは高価である。
「インターネットVPN

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【インターネットVPNの特徴】

  • 専用線やIP-VPNに比べてコストが安い。
  • 一般的に、VPN接続するためのルーターの設定や運用管理はユーザー側で行う必要があるか、もしくは、別途構築・運用費用が必要になる。
  • インターネット回線を利用するため、通信速度や接続性といった通信品質に保証はない(ベストエフォート)。

【Q】VPNを導入するメリットは?

【A】
「離れた拠点同士の安全な接続」と「社外からのリモートアクセス」を、低コストで安全に実現できることです。

離れた拠点同士の安全な接続

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離れた拠点同士を安全に接続するのは、VPNで拠点間接続することによって実現できます。

拠点間接続によって、離れた場所の「ファイル」「ネットワーク機器」「アプリケーション」を共有することができます。

複数の業務拠点で同じファイルを参照・閲覧したり、本社のシステムを他の拠点でも利用したりできるので、ファイル管理の効率化やシステム投資のコストダウンが実現します。

また、インターネットVPNなら、拠点が多ければ多いほど、距離が遠ければ遠いほど、運用コスト削減効果が大きくなります。

社外からのリモートアクセスが可能に

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インターネットVPNをリモート接続に利用すると、インターネットにアクセスできる環境さえあればどこからでも安全に社内ネットワークへアクセス可能になります。

リモート接続の導入によって、在宅勤務者が社内のPCへリモートデスクトップで接続したり、営業社員が外出先から社内システムを利用したりできるようになり、「働き方改革」で注目されている「テレワーク」を簡単に実現できます。

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【Q】「リモートアクセス」と「拠点間接続」の違いは?

【A】
あるネットワークに対してネットワーク外からでも接続可能にするのがリモートアクセスで、2つ以上の異なるネットワークをつなぐのが拠点間接続です。

例えば、本社と営業所を接続することが「拠点間接続」、外出先から本社へ接続するのが「リモートアクセス」となります。

拠点間接続を行えば、まるでひとつのオフィスにいるかのように、アプリケーションやファイルサーバなどを共有できます。

VPNでリモートアクセスすれば、社外のWi-Fi環境などからでも安全に会社などのネットワークに接続することができます。

VPNにまつわる「今さら聞けない」疑問―導入編―

【Q】VPNの費用感はどんな感じ?

【A】
VPNは、「専用線」に比べて安価で導入、運用できます。

中でもインターネットVPNは、低コストで導入できる点が特徴です。

サービス事業者によっては、1拠点につき、初期費用数万円、月額費用数千円で利用可能です。

VPN機能搭載ルーター固定IPアドレスの取得が必要な場合、ルーターの買い替えにかかる初期コストや固定IPアドレスの月額コストが発生することもあります。

【Q】VPN導入には何が必要?

【A】
一般的にVPN環境を構築する場合、インターネット回線、プロバイダー契約に加え、VPN機能搭載ルーター固定IPアドレスの取得が必要になります。

また、設定作業や運用にはネットワークに関する専門知識が求められるので、特別なスキルを持ったエンジニアが必要になります。

【Q】簡単に導入できるVPNサービスはある?

【A】
富士通クラウドテクノロジーズ株式会社の提供するインターネットVPNサービス「シンプルVPN」は、専用のサービスアダプターをお手持ちのルーターにつなげるだけでVPNを構築できるサービスです。

【シンプルVPNの主な特長】

  • 専門知識なしで簡単につながる。サービスアダプターへの機器設定は不要で、VPNの接続設定は富士通クラウドテクノロジーズ株式会社にて実施。
  • プロバイダー・回線はそのままでOK。
  • 最短5営業日で導入完了。
  • 「拠点間接続」「リモート接続」など、自由自在な活用が可能。
  • 当社のクラウド基盤を利用することにより、低価格を実現。
  • 訪問設置サービスがあるので導入に不安な方も安心。24時間365日サポートもご利用可能。

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いかがでしたか?
VPNにまつわる疑問は解決しましたか?

※この記事は、2016/08/15に投稿した内容を2017/11/15に編集したものです。